塩水港製糖は、捕鯨船用の岸壁だった

日本がIWA(国際捕鯨委員会)から脱退することが報じられている。捕鯨は、かつては重要な産業だった。

横浜港の大黒町に、塩水港製糖(太平洋製糖)という製糖工場と岸壁がある。かまぼこ型の特徴的な建物があるところである。

だが、ここは元々は太洋漁業の捕鯨船の基地として岸壁を整備したところだった。

と言うのは、横須賀にあった太洋漁業の捕鯨船の岸壁が、自衛隊に提供されることになり、困って横浜港に整備して捕鯨船の基地とすることになった。

ところが、時代の変化で商業捕鯨ができなくなり、捕鯨船用の岸壁は不必要になった。

そこで、太洋の関連会社の塩水港製糖の工場にしたのである。

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