販促は浪花節で

横浜に横浜アーチストというイベント会社がある。
老舗の帝国社が約10年前に倒産したので、旭広告社と並び横浜では大手の一つである。イベントの企画、運営の他、広告代理店業もやっている。
この会社の始まりは、神奈川新聞の営業部にいて新聞の販売促進をやっていた。
その「販促品」は、浪花節の公演だったのだそうだ。
読売新聞が巨人軍の試合を販売拡張に利用したのと同じである。

昔むかし、市会議長の公設秘書をやっているとき、ある議員の後援会があり、そこでは全く名の知らない浪曲師の公演がアトラクションで行われていたが、それを手配したのは、すべて横浜アーチストだった。
某議員曰く、
「横浜アーチストは、浪花節の手配は本業なんだよ」
それほど、昭和30年代まで浪花節は人気があったのである。

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