金儲けだけではないよ、渋沢一族

新札の肖像で渋沢栄一が使用されることになり、資本主義の権化のように言われている。
だが、渋沢一族は、金儲け主義だけではなく、文化事業も手掛けている。
その一つが、民俗学の常民文化研究所を、栄一の孫の敬三氏が私財を投じてやったことで、ここでには宮本常一氏も研究していた。

この研究所は、当初は渋沢邸にあったが、現在は横浜の神奈川大学内にある。
渋沢栄一らの初期の資本家は、アダム・スミスではないが、道徳が必要なことをきちんと踏まえていたのである。
ホリエモンらに聞かせたい挿話である。

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