「こういう言い方はしない」そうだ さくらんぼでの授業で

前にも書いたが、私は退職後、南区で外国につながる中学生の学習支援教室で、ボランティアを週1回やっている。
この事業は、教育委員会の予算が南区に配布され、そこで横浜市国際交流協会に委託されて実施されてきた事業だった。
実は、私はこの仕組みを昨年末まで知らなかったのだが、それが委員会の予算の都合で、南区では一番生徒が多い共進中学にまとめられることになった。
そこで、共進中以外の生徒への学習支援を趣旨に、佐分利さんや上原さんたちを中心に「さくらんぼ」が結成され、昨日は私も2回目の教室に行った。
豪雨もなんのその、生徒は集まってきて、私は吉田中学3年のL君を担当する。
数学、英語の宿題をやった後、国語教科書をやる。
「論語」を読む。例の、師曰くである。彼に読んでもらうが、彼曰く「今はこんな言い方はしないので、おかしい」だった。
そりゃそうでしょう。紀元前の中国語なのだから、違うのは当然である。
日本で言えば、『万葉集』以前の言葉と現在の言葉が同じわけはないのだから。

なおさくらんぼでは、ボランティアをしてくれる方を募集しているので、どうぞよろしく。
言うまでもなくボランティアなので、交通費も出ないのだが。
045-260-9028 佐分利豊  sakurambo@gmail.com

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