1回だけした棄権 2001年参議院通常選挙

2001年7月の参議院選挙は、29日日曜日に行われたが、この回のみ、私は棄権した。
2日前の金曜日の夕方、月曜日に行われるパシフィコ横浜の開業10周年式典の、横浜市長、市会議長の祝辞の原稿をそれぞれの秘書に送り、朝から頭痛がしたので、インターコンチネンタルホテルのドラックストアーに薬を買おうと席を立ち、オフィスから廊下を出て、隣のホテル棟に行こうとした。
出口までくると、左足がグニャグニャしているなと思うと、いきなり倒れる。
オフィスの出口で倒れてしまったのである。
すぐに救急車を呼んでくれて、そのまま滝頭の脳血管医療センターに運びこまれた。
医者に聞いた、
「これは脳梗塞でしょうかくも膜下でしょうか」
「分かりません、これから調べます」
CTとMRIの検査が終わり、ベッドに行くと、
「残念ながら脳梗塞です、絶対安静です」
この時思ったのは、月曜日の式典のことと選挙の投票に行けないなであった。

           

日曜日の夜の開票速報を見て驚いた。
「日本人はバカになったのか!」と。
小泉自民党の大勝で、出来たばかりの民主党が続き、社民党と共産党は議席を減らした。
また、磯子区の太田正孝先生は、小沢一郎の自由党から神奈川選挙区から出て落選されたのである。
この1回だけが、私が棄権した選挙だった。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする