公明党のものすごさ

ちかじか総選挙になるようなので、公明党・創価学会の選挙すごさについて書く。
以前、区役所で福祉関係の課長をやっていたことがある。
高齢の女性がいて、生活保護を受け長期に病院に入院していたが、ある日突然退院し一人でアパート暮らしを再開した。
高齢・病弱なので、「退院して平気なのか」とケース・ワーカーに聞いた。
彼は言った。
「今度選挙があるから、それまでは創価学会が面倒を見てくれるから一人暮らしが出来るのですよ」
彼が言うには、冷蔵庫には食品が入れてあって、毎日誰かが来て食事を用意してくれるのだそうだ。
そして、投票日には一緒に投票所に行くのだそうだ。
たしかに、そこまでされれば人情として、公明党に投票するだろう。

本来、30床程度の病院なら、公立、民間を問わず「病院投票」制度があり、病院でも投票は可能だが、そんなことは彼らは問題にしない。
その期間、地域の支持者の面倒を見て、その見返りとして投票してもらうのである。
ここまで出来る政党は日本では公明党だけである。
私は言った。
「一年中選挙をやっていれば、行政の負担も随分減るね」
「みんなよく知ってますよ。選挙が終わればまた入院させられますよ、と言っているんですから」とのことだった。
公明党って本当にすごい。

こうした草の根のある種の「社会運動」は、多分パレスチナのハマスやアフガニスタンのアルカイダにもあるのではないかと思う。
彼ら、テロリストをいくらアメリカが攻撃しても滅びないのは、多分このような草の根の運動があるからだろうと思う。

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