国際航空宇宙展

パシフィコ横浜から案内をもらったので、展示ホールで開催されている「国際航空宇宙展」を見に行く。
航空ショーというのは海外では多いが、日本ではほとんどないもので、パシフィコ横浜の常務で今は引退された、日本のコンベンションの開拓者の佐久間健冶さんの念願のイベントでもあった。

展示ホール全部を使用して、航空、宇宙産業の様々な企業の展示が行われている。
私は、飛行機マニアではなく、専門家でもないので展示はほとんど分からない。
ただ、自衛隊のステルス戦闘機の真っ黒な機体の実物模型は不気味で迫力があった。
また、茨城空港のPRブースがあったので、「どこに作っているの」と聞くと、
「新たに作るのではなく自衛隊の百里基地の相互使用するんですよ」とのこと。
2010年3月には開港するそうだ。
確かに北関東、南東北の人には便利だろう。

外の臨港パークに出て、航空機のデモ・フライトを見る。
最後に大型飛行艇が飛んできて、何度か旋回する。
最後には海面に着水するのかと期待したが、着水はせずに飛び去る。

航空宇宙産業というと、結局は軍事産業で、いかがなものかと思う人もいるだろう。
だが、われわれが使用しているこのインターネット、そしてコンピューターも元は軍事技術である。
GPSは言うまでもなくスパイ衛星技術である。
軍事と言うと、コスト無関係に開発費用が出されるので、技術が飛躍的に進歩することが出来るのだ。
軍事も世の中のお役に立つこともあるのだ。

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