『西銀座駅前』

フランク・永井が死んだそうだが、彼のヒット曲『西銀座駅前』は、映画になっていて、なんと監督は今村昌平である。今村としては、『盗まれた欲情』でデビューした後の監督2作目である。
1時間くらいの小編で、柳沢真一主演の添え物映画だったが、とても変な話だったと思う。

あまりよく憶えていないが、西銀座(今の銀座の丸の内線の銀座駅のこと)の地下にドラッグ・ストアーがあり、その店主が柳沢で、そこでのシュチュエーション・コメディ風の筋書きだった。
そして、柳沢が女と浮気をしてボートで海に出る。
と、台風で流されて葉山海岸に着いてしまう。
彼は、戦時中は南方にいて、いつも南方に戻りたいと思っていて、願いが叶ったのかと喜ぶが葉山で、そこに妻も来て、というような話だったと思う。

しかし、この作品は、「非常識だ」として日活首脳部に大変不評で、その後今村の会社への受けはさらに悪くなったらしい。
フランク・永井も出てきたと思う。

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