金子勝教授の語り口

テレビで見ていて、今一番面白い(と言っては失礼だが)のは、慶応大学金子勝教授の時事解説である。
内外の強欲資本主義への攻撃、世界大恐慌襲来の予言は、最近アメリカの大企業の破綻で当たり続け、まさに現代の「預言者」である。

おそらく、鎌倉時代に蒙古の大襲来を予言し、鎌倉幕府攻撃をして迫害された『立正安国論』の日蓮の言説も、こういうものだったのだろうと思う。
また、別の目で見れば、金子先生の語り口は、完全に「ぼやき芸」である。
昔、関西に人生幸朗・生恵幸子という漫才がいて、人生幸朗のすべてをぼやき、怒りが有名で大変人気があった。

特に、歌謡曲の歌詞に文句を言うのが傑作だった。
例えば、『リンゴの歌』で、「リンゴは何にも言わないけれど・・・」に対して、「リンゴが物を言うか、言ったら八百屋がうるさくてたまらん」と来る。
そして、最後は「責任者出て来い!」と怒鳴るのだ。

金子先生には、今後も世界大恐慌を予言し、日本中の茶の間を恐怖のどん底に落とし込んでほしいと思う。
そして、いずれ「二代目人生幸朗」を襲名してもらいたい。

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