Y150博の問題点

一昨日、横浜の開港150周年博覧会のヒルサイド会場に行ったので、この博覧会の問題点について考える。
「展示の中身に目玉がない」、「いまさら博覧会の時代ではない」という根本的なものはともかくとして、4月末から9月までという会期の長さが第一の問題だと思う。
実は、先週末は、私も氏子の南区の日枝神社・お三の宮のお祭りで、一昨日と昨日は、大変な賑わいだった。
しかも、今年は本祭りとのことで、平年よりもさらに賑わいだったようだ。
このように祭りは、一年の内、ほんの数日やるものである。
つまり、たまにやるから喜びも楽しみもある。
だが、「Y150博覧会」が4月から9月まで、5ヶ月も祭りをやるなどと言うのは、一体どういうことなのだろう。
一年の内、半年も祭りをやるなんて、およそ馬鹿じゃなかろか、と言いたくなる。
種々の事情から、期間を5ヶ月間やるとしても、夏休み、祝日、土日以外は、ろくに人は来ないのだから、職員、ブース運営等を思い切って切り詰める等の方法もあったと思う。そうすれば、予算的にも随分縮減できたのではないだろうか。

担当本部長Kは、係長時代から知っているが、真面目でセンスも悪くないが、物事を根本的に考えるような人間ではないので、こうした本質的問題を考えることはなかったのだろう。
勿論、中田宏アンちゃん市長の前では、仕方なかったことだが。

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