『婚期』をまた見た。

三百人劇場で、『婚期』をまた見た。
最高だったが、この船越英次が演じる男の女性関係問題は、相当なもので、水木洋子脚本の良いものは皆複雑な女性関係であることに気がついた。
こういう想像はあまり良くないのだが、そこには彼女の最初で最後の結婚だった谷口千吉氏とのことが影響しているのではあるまいか。
谷口氏は大変もてたそうで、その後若山セツ子、八千草薫と三度結婚している。
相当な修羅場を潜り抜けないと、ああいう凄い女性同士の喧嘩のシーンは書けないのではあるまいか。

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