オリンピックの不純物

バンクーバー・オリンピックの報道が過熱している。
スノーボードの国母も、8位で終わった。服装や態度が問題になっているが、オリンピックが抱えてきた「不純物」の問題である。

本来、アマチュアという欧州の貴族社会のお遊びだったオリンピックは、巨大化するに連れて、様々に不純なものを取り込んできた。
プロがそうだし、スノーボードのようなストリートものもである。
スノーボードがストリートでまずいなら、バイアスロンは明らかに北欧やロシアの軍事技術であり、フィギュア・スケートはショー、見世物である。
私は、昔からフィギュアは大好きだし、バイアスロンを見ると、ソ連・フィンランド戦争、あるいはナチス・ドイツとソ連のモスクワ攻防戦を思い出してしまう。
スキーと銃で争うと言うのは、明らかに北国の戦争法であり、その競技化である。
オリンピックは、そうした様々な不純なものを取り込んで大きくなって来た。
要は、その結果、そのゲームが面白いか、どうかである。

勿論、ドレッド・ヘアーなど、ファッションを真似した位ではオリンピックには勝てないことを国母は、よく肝に命ずるべきなことは言うまでもない。
あの程度で、東海大生なのかね。

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