『栄にあった大学・鎌倉アカデミア』

栄区で、文化のボランティア活動をやっている方で、さかえdeつながるアート実行委員会があり、区内で秋に様々なイベントをやっている。
そこからお話があり、今週の土曜日3月20日に、戦後すぐに、栄にもあった鎌倉アカデミアについて、話すことになった。

鎌倉アカデミアは、昭和21年に鎌倉の有志によって鎌倉大学として設立され、光明寺を仮校舎とした。
その後、当時栄にあった海軍燃料廠跡地に移転し、昭和25年まで全盛期には、400人以上の生徒がいた。
ここからは、鈴木清順、山口瞳、いずみたく、前田武彦らが出た。
学長は、後に横浜市大の学長にもなり、国鉄の昭和38年11月の鶴見事故で亡くなられた二本の技術史の創始者で哲学者・三枝博音で、その他吉野秀雄、服部之総、林達夫、中村光夫、遠藤真吾、村山知義ら多彩な教授がいた。

この鎌倉アカデミアの軌跡をたどることで、戦後という時代と栄区の歴史の「古層」を掘りますので、お暇のある方は、是非来てください。

さかえdeつながるアート  アートスクール3
『栄にあった大学・鎌倉アカデミア』

3月20日(土)  午後2時~4時
栄区民文化センター「リリス」会議室 JR本郷台駅前 徒歩3分
講 師  指田 文夫
参加費  500円(お茶とお菓子付き)

当日は、海軍燃料廠と似た海軍工廠の映像が使用されている鈴木清順の『殺しの烙印』の一部の他、神奈川近代文学館作成の『吉野秀雄の生涯』を描いたビデオも特別上映します。

主 催  さかえdeつながるアート実行委員会  http;//www.sakae-art.jp
Eメール  info@saka-art.jp
電 話  080-4150-2700 

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