日本映画三大美女

高峰秀子によれば、三大美女とは、入江たか子、原節子、山田五十鈴だそうだ。
3人とも東宝の女優で、同時代の東宝の美人女優で言えば、山根寿子、花井蘭子などもいた。

彼女たちは、戦前、戦中の女優だが、戦後で言えば、次の3人だと私は思う。
月丘夢路、有馬稲子、そして吉永小百合だろうか。
厳密に言えば、月丘は戦時中にデビューしているが。
さて、それ以後の現在は、と言うと整形やアンチ・エージングで、どこまでが本当の美しさなのか否か分からないので、比較は無意味である。

美人女優を不必要にしたのは、言うまでもなくテレビだが、同時に1970年代の日活ロマン・ポルノの出現だった、と言うのが私の考えである。

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コメント

  1. なご壱 より:

    Unknown
    山根寿子の間違いだと思いますが。

  2. さすらい日乗 より:

    ご指摘有難う
    直しました。

  3. 洞澤 より:

    Unknown
    このような話にコメントをつける事自体、野暮なことかもしれませんが、ホームドラマの松竹が、親子関係を重視して「愛くるしい」娘タイプの女優が多かったのに対し、(もはや死語ですが)戦前におけるトレンディードラマを多く作った東宝が、美女タイプを中心にスカウトしたということでしょうか。戦後となると指田様ご指摘の女優達に加えて、O.ヘップバーン的なファニーフェイス要素が強いかもしれませんが、久我美子や八千草薫なども候補になるように思います。