日本人は本当に寄付していないのだろうか

全国各地で、児童養護施設等に物品等を寄付をする「タイガーマスク現象」が起きている。
日本人の付和雷同性を示すものとも言えるが、寄付そのものは結構なことである。
そして、すぐ「日本では寄付やボランティア活動が少ない」と来る。
だが、本当にそうだろうか。
私の知る限り、日本人は、特に横浜のような都市部でも、結構寄付をしているのである。

赤い羽根共同募金は、横浜では大体一世帯当り約500円の寄付であり、その他日本赤十字、保護観察協会等の寄付も、実はしているのである。
ただ、それは町内会費等に含まれて徴収されてしまうので、みな気がつかない。あるいは、共同募金や複十字等は職場でもよく寄付が廻ってきて、自動的に寄付することもあるだろう。

いずれにせよ総計すれば、一世帯当り年間1,000円くらいは寄付しているので、毎年5,000億円くらいは寄付しているはずである。ただ、意識的にやっていないだけである。
実態は、マスコミで報道されているのとは、大いに異なっているのである。

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