『甘い汗』

これもスクリーンで見るのは初めて。久しぶりに映画の面白さを堪能した。それに主人公・桑野みゆきの孤独な淋しさには、胸を打たれた。そして、ここには監督の豊田、そしてシナリオの水木洋子のすべての女性へのメッセージがある。「泣くな、頑張れ」というもの。
林光の叙情的な音楽も良かった。
なにしろ最高な映画の一つである。
京マチ子と昔の恋人佐田啓二が会う駅近くの場所は明大前あたりだろう。
そして、入った旅館でのテープ録音機騒動など、喜劇としても最高。
死んだ柳朝も、すけべ親父で出ている。

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コメント

  1. いじわるじじい より:

    合成の佐田啓二像
    船橋ヘルスセンターで、最初に姿を現す佐田啓二が変に光った画面なので、おかしいと思い岡崎宏三の本を調べてみたら、彼の急死で映像が不足し、円谷プロで合成した画面なのだそうだ。