「脱帽!」

最近、劇場やホールに行って非常に気になるのが、若い人などで、帽子を被ったままの人が見られることだ。
戦前、戦中は、天皇以下皇室が出る映像の前になると、ニュース映画では、「脱帽」の字幕が出た。
勿論、戦後それはなくなった。
だが、やはり物事が行われる際には、室内では帽子は脱ぐのが常識であり、礼儀ではないだろうか。
帽子を被ることがファッションだという人もいるかもしれないが、室内では脱ぐものだと私は思う。

先日、三越劇場で新派の『東京物語』を見たとき、アナウンスで「開演中は、帽子はお取りください」と言っていた。
さすが、新派は立派と思った次第である。

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