鴨居の桜を見に行く

緑区鴨居の鶴見川土手の桜並木を見に行く。

あまり知られていない場所だが、横浜でも桜並木の続く見事なところである。

今年は、冬が寒く、しかし3月中に異常に暖かい日があったため、桜も春が来たと勘違いしたのか、3月中旬に急に咲き出した。

鴨居の桜も満開からそろそろ散りそうだというので、見に行くことにする。

実は、この桜並木は、平成12年に緑区制30周年を記念し、区民の寄付等を基に植樹されたものなである。

緑区30周年記念事業は、大友晁区長の指揮の下、総務課長の私と総務課担当係長だった斎藤君の二人を中心、前年秋には記念イベントも行った。

メイン・ゲストは、夫婦デュエットのチェリッシュで、ばかでかい外車で二人は会場の四季の森公園に現れ、大人気だったのには驚いた。

いずれにしても、そうしたレベルのイベントだったが、それが地域の市民イベントというものである。

さて、桜だが、これも植樹に至るには結構手間がかかったもので、当時は平沼にあった神奈川県治水事務所に、斎藤君と通って許可を頂いたのである。

そんなことは今更誰も知らないが、それはそれで良いと私は思う。

すべては詠み人知らずになることが、文化の究極の目的なのだからである。

さて、驚いたのは、鴨居駅周辺が大きく変わったことで、前は停らなかった横浜線の快速電車も鴨居駅にも停るようになっていた。

さらに、駅北口から橋を渡って北に向かう人の大きな流れがあった。

鴨居北にできた、元NEC工場跡の「ららぽーと横浜」のせいであるのは言うまでもない。

以上のように書いたところ、鉄道に詳しいN氏から、「以前から鴨居に快速は停車していたよ」との連絡があつた。

あれっ、そうだったかなと思う。

そうなると横浜線は、中山の次に隣の鴨居にも停っていたことになるが。

中山駅には横浜線で2年間通ったのだが、よく憶えていないところを見ると、日々あまり良い気持ちで通勤していたわけではないことになるのか。

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