『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』


青山劇場で、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』を見た。
ニューヨークの花屋に出た食虫植物の話で、ミュージカルとして特に優れたものではないが、音楽が完璧なオールディーズで最高だった。女性コーラスの名前がクリスタル、ロネットで、フィル・スペクターへのオマージュ。勿論、ストリングスは付かないが。
だが、主演の上原多歌子が最低。初舞台とのことだが、今まで発声訓練をしたことがないのだろうか。普通の台詞はともかく、歌になると歌詞が全く聞き取れない。第一に声が硬くてひどく不快。この程度でアイドル歌手ができたのだろうか。
ブロードウェーの底力と日本の芸能界のいい加減さをあらためて感じた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする