戦場ではできないそうだ

今、日本国民の敵、諸悪の根源の朝日新聞だが、作家保阪正康さんの本『現代史の深層』に従軍慰安婦について、大変興味深いことが書かれていた。
彼は、実際に多くの日本兵に取材し、慰安婦とのことをまとめている。

それによれば、実際の戦場の最前線にいるときは、一切性欲がおきず、慰安婦を相手にしようなどという気がおきなかったとのこと。
そりゃそうでしょう、銃弾が飛んで来るような時に、普通は性欲どころではなく、自分の命のことしか頭にないはずだ。
だから、数年前に大阪の橋下徹市長が、慰安婦問題で、「戦場の明日死ぬかもしれない兵士が、そういう気持ちになるのは理解できる」と言ったのは大嘘なのである。
むしろ、戦場から引いて、後方に戻って一息ついた時などに慰安婦を相手にしたくなったとのことで、まさに束の間の「兵士の慰安」だったわけだ。

その他、慰安婦の人種構成は、日本人4、朝鮮人3、中国人2、その他1の割合だったことは、秦郁彦先生も書いていたが、日本人慰安婦の多くは上級の将校用で、朝鮮人は下級の兵士用だったようだ。

いずれにしても、第二次大戦中に日本軍に慰安婦がいたことは間違いな事実である。
吉田清治の本は、フィクションであり、日本軍が直接に強制的に女性を狩り出した事実はない。
だが、若い女性を虚言等で戦場に連れてゆき、暴力的、強制的に慰安婦をさせたことは事実である。
安倍晋三ですら、第一次安倍内閣の時に、「広義の意味の強制性はあった」と認めていることなのだから。

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