渥美清の聖火ランナー

今朝の東京新聞のNHKの川口幹夫元会長の追悼記事の中で、彼は芸能局にいて年末の『紅白歌合戦』も担当し、1963年末には渥美清が日比谷公園から、宝塚劇場に聖火ランナーとしての疾走を企画したとあった。
「ああ、そのような映像を見たな」と思う。

思えば、当時渥美清は、元気で体力勝負が取り柄の俳優で、
「丈夫で長持ち」がCMのキャッチフレーズだった。
だから、映画『男はつらいよ』でも、初期の頃は、元気にアクションをこなしていた。
だが、いつの間にか、ほとんど動かない、動けない、ほとんどバーバル・ギャグの役者になってしまった。
もちろん、ガンの性である。
人間の体というものも、急速に悪くなることがあるものだとつくづく思う。

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