サンタさんへのお手紙

私の二女は、小学校6年くらいまで、サンタクロースを信じていた。
そこで、12月24日の夜には、いつも「サンタさんへのお手紙」を書いて、窓の下に置いていた。
翌朝、プレゼントと共に、サンタからのお手紙を発見して、大喜びするのが、25日だった。

もちろん、私が書いていたのである。
最初は、「サンタさんありがとう、私はサンタさんが大好きです」くらいだったので、ご返事は簡単だった。
だが、ある年、「サンタさんはなぜ姿を見せてくれないのですか」とあり、これには参った。
学校で、「サンタクロースなんていないよ」と言われたからである。

そこで、いろいろ考え、
「昔は姿を見せていたが、そのうちに皆が信じなくなったので、見せなくなったのです」と書いて置いた。
その次の年あたりから、もうお手紙はなくなったが、この時期、いつも困ったのが、「サンタさんへのお手紙」だった。
その二女も、今は就職して働いている。
因みに、長女は小学校4年位で、サンタさんはいないんじゃないかと思っていたそうである。

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