久しぶりにみた中南米スタイルの良いボクサー

大晦日は、「紅白歌合戦」とボクシングを並行して見ていた。
一番すごかったのは、キューバのボクサーのリゴンドーだった。

キューバのような中南米スタイルのボクサーに、日本人は非常に弱い。
彼らは、ダッキングやスウェー・バックを頻繁に繰り返しては、相手との距離を常に微妙に変化させて、相手が自分の距離になった時に果敢に打ち込んでくる。
こういう柔軟なスタイルに日本のボクサーは非常に弱いのである。
要は、日本人ボクサーは距離の取り方が上手くないのである。
この日も、相手は本来はフェザー級の天笠尚で、結構よくやっていたが、リゴンドーに結局打たれっぱなしだった。
だが、さすがのリゴンドーもパンチ力はあまりないのか、最後まで天笠は持ってしまい、10回でTKOになった。
ともかく、当然の結果だったが、久しぶりの中南米スタイルのボクシングを堪能した。

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