お三の宮はガラガラだった

1月2日は、黄金町に映画を見に行くために、まず地元のお三の宮の日枝神社に行った。
だが、この日はガラガラだった。
私も元旦に佐野大師に行っているので、大きなことは言えないが、本来初詣と言うのは地元の神社仏閣に詣でることだった。
それが「初詣」として、著名な神社等に行くようになったのは、大都市での私鉄の発達による広報・宣伝からである。
日本の私鉄は、近代以降、川崎大師の京浜急行、成田山の京成電鉄、高尾山の京王帝都電鉄、そして伊勢神宮の近鉄のように神社仏閣との関係が深かったので、正月やお祭りを最大の繁忙期としていた。
だが、近年では電車にとって一番お客さんが来るのは病院の患者だそうだ。
神戸市のポートライナーの最大に利用者は、ポートアイランドにある神戸市民病院で、横浜のシーサイドラインの最大の利用者は、金沢埋立地にある横浜市大病院である。
確かに、病気の患者はある期間は定期的に通うことになるので、きわめてしっかりとしたお客さんである。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする