やはり、言霊(ことだま)の国

テレビでワイドショーを見ていたら、子供の奇妙な名前のことを特集していたが、ほとんどが笑ってしまうキラキラ・ネームばかり。
中では「今鹿」が最高だったが、ナウシカと読むそうだ。昔、寺山修司の天井桟敷に、支那虎という役者がいたのを思い出した。
こういう珍妙な子供の名前については、大きくなってから大変だろうとは思うが、まあ本当に嫌なら改名することもできる。
名前に思いを込めると言うのは、まさに言霊信仰である。
昔、「日本は神の国」と言ったおかしな首相がいたが、日本が言霊の国であることは今も間違いないようだ。
こんなことは、欧米にはないが、中国では今でも親が子への思いを込めた名前をつけると聞いたことがある。
だが、中国では名前は、日本のように二字ではなく大抵は一字なので、日本のような奇妙な名前にはならないようだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする