「JICAには足を向けて寝られないな」

火曜日は、南区の外国人中学生サポート教室の修了式が行われた。

今年の1月から、横浜市国際交流協会が行っている外国人中学生サポート教室で、中学生のサポートをしている。

今まで、自分の好きなことをやって来たので、少しは他人様のためにも何かしようと思ったからである。

現在担当しているのは、3年前に中国から日本に来た中学2年の男の子で、大体は国語と英語を見ている。

この日は、中学を卒業して高校に進学する3年生と一年間休まずに通って来た学生の皆勤の表彰などであった。

修了式の後、サポーターの有志で、打ち上げとして黄金町近くの中華料理店で飲む。

15人ほどで、自己紹介が行われると、意外にも元教育関係者は少なくて、民間企業で海外勤務の経験のある技術関係の方が多かった。

そして会社を退職後、JICAのシニア・ボランティアとして海外に赴任したが、それも終わって、という方が多かった。

横浜市国際交流協会の担当の木村さんが言っていたが、先日川崎で起きた少年の殺人事件の犯人の少年たちも、外国人の子だった。

そして、幼いときには、周囲からいじめられたこともあり、次第に日本の社会、學校から遠ざかってしまったようだ。

横浜のような仕組みがあったとしても、外国人中学生のすべてに手が及ぶものではないが、何かは違っていたかもしれない。

そして、こうした事業は、川崎では行われていないようだ。

いずれ何らかの形で、実施されることを期待したい。

 JICAと言うといろいろと批判も多いようだが、このサポーターさんたちのように多くの草の根の活動を作りだしているのである。

無闇と批判するのは良くないと思う。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする