アクセス問題は残る 神奈川県立図書館問題

先日の「神奈川の県立図書館を考える会」で、代表の岡本真さんから、県が図書館整備の基本設計の入札情報が公示されたことが報告された。

その内容は、現在の紅葉丘の本館と新館の奥、道路を挟んである、かつては紅葉丘職業訓練校の跡地を利用し、道路の上を空中回廊を作って繋げるものとのこと。

                  

先日、3月のワークショップでも予算案の話が出たので、多分そうだろうと、その席上でも言ったが、本当にその通りになった。

まあ、一番容易で、楽に出来る方法であるが、逆に言えば極めて安易なやり方でもあると思う。

私は、当初から紅葉丘という急坂に所在することの問題を指摘し、平地の交通至便な場への整備を提案してきたが、残念ながらこの整備案では叶えられることはなくなった。

公共団体が、バリアフリーを主導している時に、それに大きく反する建物を作るのは全く理解しがたいことである。

この上は、何か適切なバリアフリー対策の工夫を望みたいと思う。

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