虚しい自己陶酔 安倍首相戦後70年談話

スマフォで安倍晋三首相の戦後70年談話を聞くが、本音ではないし、嫌々言いつつ、歴史の肯定的な場面では非常に自己陶酔している虚しい演説だった。

                  

幕末から明治維新、日露戦争、昭和恐慌から中国への侵略と太平洋戦争と敗北に至る過程については、ほとんど他人事であって、まるで自然災害のように太平洋戦争は起き、日本は負けたかのように聞こえた。

戦争を起こしたのは、大日本帝国政府であり、昭和天皇であることが全く欠落している。

とにもかくにも、公明党からも言われたので、4つのキーワードは入れても、できる限り直接には言いたくないとの意思が強く感じられる。

それにしても、随分と安倍晋三君の姿勢は大分後退してきたように思う。

これは、安保法制から新国立競技場問題等による、安倍内閣への支持の低下の結果だと思われる。

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コメント

  1. PEGU より:

    Unknown
    (あの場は)自己陶酔でしかごまかしが出来なかったんじゃないかなあ。
    だって安倍晋三の正真正銘の本音は「とにもかくにも一刻も早く戦争したい。”嘗ての植民地国”に攻撃されては日本のプライドが許さない」

    これですよ。
    だからあんな書いたものをそのまま読んだクラスの作文の発表みたいな間抜けな形になるんだから。

  2. 昔の映画 より:

    直接内容を批判できないものだから
     指田さん、アンノーさん、ども。
     直接内容を批判できないものだから、「自己陶酔」とかの「印象批評」に終始、その苦し紛れ、お察しいたします。

    >幕末から明治維新、日露戦争、昭和恐慌から中国への侵略と太平洋戦争と敗北に至る過程については、ほとんど他人事であって

     戦後生まれの安倍さんに、それを言うのは無理。ホント、他人事なんですから(笑)。
     それとも指田さんは、「幕末から明治維新、日露戦争、昭和恐慌から中国への侵略と太平洋戦争と敗北に至る過程」について、「自分ごと」として、「自分語り」出来るんですか。
     出来るなら、ぜひ、お聞かせ願いたい。

     たとえば226事件について、ぜひ「自分ごと」としての「自分語り」を、お聞かせいただきたい。

  3. さすらい日乗 より:

    内容には言うまでもないのです
    内容的には、非常に矛盾しています。問題の4つのワードは入っていますが、満州事変以後の歴史の記述の根底的な認識は非常に戦前的です。
    推測すれば、原案は極めて戦前的なものだったが、アメリカの危惧、公明党のサゼッション、さらに天皇のお言葉が護憲的なことを聞いたことなどから、後退してしまったので、肝心の安倍晋三君が言いたいことが極めて不明というものになってしまったのが真相だと思う。
    ともかく非常に分かりなくいのです。それを糊塗するために矢鱈に感情が入っている。

    日本の近代史は、安倍晋三にとって他人事ではありません。祖父岸信介は、太平洋戦争開始の時の閣僚ですし、親戚の伯父松岡洋祐は、満州事変で国際連盟を脱退した時の代表ですし、ドイツの強い反対にも関わらず日ソ中立条約を結んできたのですから。
    岸、佐藤、安倍、松岡家にとって日本の近代史は、家の歴史なのです。

    因みに、岸信介のことを近衛文麿は、共産主義にかぶれていたと上奏文で批難していますが、信じがたい論理ですが、戦時下の「新体制」の統制経済は一種の社会主義であったことは事実です。
    野口悠紀男によれば、戦前の統制経済体制は、戦後も1990年代まで続いていて、日本は一種の社会主義体制だったとのですが、私もそう思います。

  4. さすらい日乗 より:

    記者の質問への答えでは
    最初の幹事社の質問には、次のように答えています。

    次に、侵略という言葉についてでありますが、今回の談話は21世紀構想懇談会において有識者の方々が共有した認識、その報告書の上に立って作成したものであります。その報告書の中にもあるとおり、中には侵略と評価される行為もあったと思います。だからこそ、談話においては事変、侵略、戦争といった言葉を挙げながら、いかなる武力の威嚇や行使も国際紛争を解決する手段としてはもう二度と用いてはならないことを先の大戦への深い悔悟の念と共に誓ったと表現しました。

    これでは、安保法制、さらに恐らくは安倍晋三君の日頃の言動とはと矛盾していませんか。

  5. 昔の映画 より:

    指田さん冗談はやめてくださいよ
    指田さん、ども。

    おやおや。
    >幕末から明治維新、日露戦争、昭和恐慌から中国への侵略と太平洋戦争と敗北に至る過程については、ほとんど他人事であって

    >日本の近代史は、安倍晋三にとって他人事ではありません。

     まったく正反対の主張じゃあありませんか(笑)。
     いったいどっちなんですか(笑)。
     どちらかを訂正してもらわなければ、これ以上話は、続きませんよ(笑)。
     指田さんは、いつも、その場限りの、いい加減で、テキトーな主張をしているんでは、ありませんか(笑)。

    >これでは、安保法制、さらに恐らくは安倍晋三君の日頃の言動とはと矛盾していませんか。

     どこがどう矛盾しているのか、「具体的」に御指摘していただかないと、ナニがなにやら、わかりませんが(笑)。妄想は、いい加減にやめて、「具体的」に指摘いただきたいものです。

    「内容には言うまでもないのです 」って、なぜ、言うまでもないのか「具体的」によく、わかりません。「妄想」はやめて、「具体的」に御指摘いただきませんか、いい加減に(笑)。 

    >安倍内閣への支持の低下

     談話のあとでは「ちょっと」上がってきましたね(笑)。
     昔の映画

  6. 昔の映画 より:

    書き漏らしました
    書き漏らしました。

    >ともかく非常に分かりなくいのです。それを糊塗するために矢鱈に感情が入っている。

     とってもわかりやすいですよ。好き嫌いは別にして。
     平明で、明快で、バランスが、取れている。
     好き嫌いは別にして(笑)。
     そして、この平明さ、明快さは、「やたらに感情」をいれずに、きわめてクールに、シンプルに書いたゆえの、「誰にも、そこそこ納得してもらえる」平準点なのでは、ないですか。
     あの韓国のパク・クネですら(とりあえず)文句をつけられないんですよ(笑)。これって、奇跡でしょ(笑)。
     指田さんは、パク・クネ以下ってことですよね(笑)。それって、すごいことですよ(笑)。
    昔の映画

  7. さすらい日乗 より:

    理解力の不足ですね
    他人事であって、と言うのは安倍晋三首相の談話が他人事の如く話したという意味です。
    だから、近代史は他人事ではない、と来るのです。
    あなたの頭がテキトーなことの証ですね。

    実際の音声で聴いてください。非常に分かりにくくなっていますから。

    中国や韓国の反応は、それぞれの政治的意図から来たものであり、私は一切関心はありません。

  8. 昔の映画 より:

    さすが左翼の「他人事」
    >あなたの頭がテキトーなことの証ですね。

    ふっふっふっ。さすがに「表現上のトラップ」には、かろうじて気づきましたね(笑)。まあ、この程度のトラップに気づかないのは、ばかですが。

     では、なぜ、生まれていない以前の出来事に、安倍が「他人事」ではない対応を、しなければいけないのでしょうか。
     百万歩譲って、祖父の罪は孫の罪ですか。
     まるで共産党ですね。
     なぜ「自分が生まれていない時代」の「近代史」が「他人事で、あってはいけない」のですか。「他人事」ではあるが、「職能」として「歴史的継続に留意する」というのなら、わかりますが、そして安倍は実際この談話で、自分の主張とは相違う「職能上の継続」は、行っているのですが。

    >実際の音声で聴いてください。非常に分かりにくくなっていますから。

     ニコ動で見ましたが、まあ、安倍なら、あんなモンでしょう。問題は、テキストですね。

    >中国や韓国の反応は、それぞれの政治的意図から来たものであり、私は一切関心はありません。

     それこそ近隣国の反日や、軍拡を一切無視した、日本にとっての「地域的最重要事」を無視した「他人事」的態度では、ないですか。
     まあ、左翼的一国平和主義、九条狂には、「今、そこにある危機」には、いつだって、一切「他人事」でしたからね。

     でも指田さんが、中韓の反応に一切関心がないなら、中韓からの謝罪要求に応じない、という立場なのですね。それだけは安心しました。

  9. さすらい日乗 より:

    バカバカしいが
    法的には、祖父が殺人犯だとしても、子や孫に責任はないのは当然でしょう。でも精神的にはどうでしょうかね。要は、心の問題で、法的な問題ではありません。

    過去の歴史は現在の人間に無関係とするのは、日本的な、すべてを水に流す考えで、ドイツにしても、反対のユダヤにしても過去をいつまでも忘れないようですが。民族の違いでしょうね。

    安倍首相が言った「子や孫にまで謝罪をさせるのか・・・」には、岸信介首相の孫である自分を解放しようとする心が見えて、かなり自分勝手ですね。
    逆に、わざわざいうことは、かなり過去に囚われているとも言えますが。