『ひとりぼっちの東京』

アラン・メリルのCD。アランは、ジャズのへレン・メリルの息子で、70年代日本にきた。ヘレンも、ご主人が特派員で日本に派遣されたことから、日本に長期にいた。

アランはピーター・フランプトンみたいで、音楽的才能もあったので、アイドルとして売り出そうとしたが、成功せず、数枚のLPと映画音楽の仕事が残された。
その復刻CDで、昔はこんなものも買っていたのだと、驚く。

総て安井かずみの作詞で、かまやつひろし、クニ河内、井上孝之の作曲。
日本的でもあり、西洋風でもある不思議な、私好みの曲調である。
よく考えると、私はこういう変な感じのものが好きらしい。

1曲目の『涙』というかまやつの曲は、誰か他の歌手も歌ったと思うが、思い出せない。
安井かずみの、この辺の感じは、後に荒井由美・松任谷由美が拡大・ポピュラー化し、大ヒットを得ることになることに気がついた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする