「いい気分がぶちこわしになったよ・・・」

阿佐ヶ谷に行くため、バスを待っていると超満員で、地下鉄に変え、これも満員で、

「ああ、そうか仮装行列か」と気づく。

今は、横浜パレードと言っているが、この国際仮装行列では、行列の中で歩いたことがある。

議長秘書をやっていた時で、横浜市長、議長は行列の先頭で行進することになっていたからである。

秘書としては二人目の鈴木喜一先生の時で、この人は悪く言えば単純でまじめな方だったので、山下公園からきちんと歩かれた。

海岸通りを過ぎ、伊勢佐木町通りを歩いて、最後の蒔田公園まで行った。

今とは違うが、当時公園には野球の球場があり、仮設のスタンドもあった。

         

そこで上から次々とくるパレードを見たのである。

最後、創価学会のブラスバンドが来て、立派な演技を見せた。すると鈴木議長は言った、

「いい気分がぶちこわしになったよ・・・最後が嫌だった」

別に悪気はないのだが、この人は創価学会が大嫌いだった。それが当時の自民党議員の感覚だった。

もし、鈴木喜一さんがご存命だったら、今の自公体制をどう見るだろうか。

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