『ある兵士の賭け』

近所のTSUTAYAに行くと石原裕次郎のところに並んでいたので、借りてくるが、非常につまらない作品だった。

             

石原プロでまったく当たらなかった作品の一つと聞いていたが、これでは仕方ない。

ともかく、米軍の兵士が座間から別府まで行き、児童施設に寄付をするという賭けのために歩くのだが、結局この兵士がなぜ、児童養護施設白菊園を援助するのか、理由が分からない。

園長の新珠三千代に惚れたのかと思えば、そうでもない。

半ば遊び半分に一緒に着いて行く若者は、フランク・シナトラ・JRで、さすがに親父によく似ているが、さしてスターにはなれずに亡くなったようだ。

まあ、二人ともご苦労さんというしかない。

当初、日本側の監督として千野晧司が辞めたのも無理はないと思う。

実話だというが、大分の新聞社の三船敏郎が言うように、「2週間で1300キロを歩くのは大変だ、俺は戦争で40キロ行軍をしたが大変で疲労困憊した」という。

本当に、一日100キロ歩くのは大変だと思うが、本当なのだろうか。

ほんとにほんとにご苦労さん!

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