ファイルーツの曲名は

レコードを探す。題名は、「Days of Fakhr Eddeen」で、レコード会社は、リリコードではなく、同じアメリカだがモニター社だった。

ファクルー・イデーンとは、レバノンを作った英雄、愛国者だそうで、17世紀、日本で言えば豊臣時代のことである。
彼は、トスカーナというから北イタリアに流刑になっていたのからレバノンに戻り、レバノンを建国したらしい。

1967年の録音で、大編成の歌あり、踊りありで、ある説では当時盛んだったソ連影響下の大衆的国民歌劇らしい。
ソ連でも、ハチャトリアンの『ガイーヌ』の優雅な「バラの乙女の踊り」を社会主義建設の足音のごとき曲想に変えるなど、社会主義建設に奉仕する芸術が盛んに作られた。

序にファイルーツの名作『愛しのベイルート』もカセットで聞くが、プレーヤーが昔のものと違うので、音質が変わり余り良くなかったのが、残念だった。

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