甲斐智恵美死す。

まだ43歳。彼女の映画で、比較的有名なのは1983年の横山やすし主演の駄作『唐獅子株式会社』だろう。

小林信彦原作小説の映画化。
日活で『花の応援団』を大ヒットさせた、という理由だけで、監督に曽根中生を連れてきて東映が作らせた映画。
一つも笑えるシーンがなく、大変つまらない。
だが、当時のやすし人気で、そこそこ当たったらしい。
翌年には『ビックマグナム黒岩先生』も作られた。

『唐獅子株式会社』は、やすしの息子木村一八のデビュー作で、その他斉藤ゆう子、桑名正博など、なつかしい連中も。
甲斐は、副主人公のアイドル歌手。

ミュージシャンの夫との結婚後は、普通の主婦だったようだ。
心不全とのことだが、女性の場合、くも膜下出血も、30代の若年でも起こるので、注意が肝腎。

所詮は二流だったが、一時代を作ったアイドルのご冥福を祈る。

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コメント

  1. ぶーすか より:

    まだ43歳ですか…
    記事の写真を見る限り、ちょっと小太りしているから血圧高そうですね…。御冥福お祈りします…。

  2. ぶーすか より:

    その後
    自殺だったみたいですね…。