『カサブランカ』と『疾風愛憎峠』

朝日新聞・土曜版の「BE」に、映画『カサブランカ』が特集されていた。
戦意高揚の反ナチ映画だったこと、ラストは二通り撮られたこと等は有名な話だが、原作が未上演の芝居だったというのは初めて聞いた。

この映画には、もう一つ大きなエピソードがある。
主人公には、最初はハンフリー・ボガートではなく、ロナルド・レーガンがキャアスティングされていたのだ。
だが、彼はすぐに徴兵され、「愛国者・レーガン」としては、主役を振って兵役についた。ボガートは、レーガンの代役だった。

歴史にもしはないが、もしレーガンが徴兵されなかったら、レーガンは役者として大成功し、政治家にはならなかったかもしれない。
レーガンが大統領にならなければ、ブッシュ(今のブッシュの父親)が大統領になることもなかったかもしれない。

また、日本では石原裕次郎・浅丘ルリ子の『夜霧よ今夜も有難う』(監督江崎実生)、さらに同じ日活で、小林旭と高須賀夫至子の『波止場の賭博師』(監督山崎徳次郎)として、『カサブランカ』の物語を頂き映画化されているのは、有名。

昭和29年には、東映でも『疾風愛憎峠』(監督佐々木康、出演市川右太衛門、木暮三千代、滝沢修)として制作されているのだそうだ。
見たことないが、是非BSでやってもらいたい。

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