『妖星ゴラス』

東宝の数多い特撮映画中、『マタンゴ』と並び最も発想が面白い作品である。
地球の5,000倍という質量の星ゴラスが地球に向かって飛んでる。
このままでは、衝突し地球滅亡ということになる。

そこで、南極に原子力の噴射装置を作り、地球の軌道を変えてしまうのだ。
こんなことは、到底出来るとは思えないが、映画としてきちんと作られているので、十分信じられる。
白川由美、水野久美らいつもの連中が出ているが、久保明が出ているのが、珍しい。

ただ、特撮映画としては、ゴラスの接近によって、海が大氾濫し大都市が洪水に襲われ水浸しになるシーンしかないのが残念なところである。

この映画は、高校生のとき、新丸子の映画館の「4本立て」で見て以来で、場面はほとんど忘れていた。

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コメント

  1. 妖星ゴラス ( 1962 / 日本 )

    大きさが 地球の4分の3もないのに、質量が6000倍もある 妖星ゴラス。
    まるで ブラックホール のように何でも吸い込みながら地球に迫ってきます。
    取る道は二つ。
    ゴラスを爆破するか、地球が逃げるか・・・