ネタばれについて そんなに問題なのでしょうか

私は、このブログでは基本的に「ネタばれ」は問題にしていない。第一に、アメリカ映画などは、初めからネタばれしている。「西部劇は、バンバン・チュだ」と昔映画評論家の誰かが言ったことがありますが、まったくそうだと思う。

ハリウッド映画では、主人公が死ぬことはなく、最後は必ずハッピーエンドに終わる。

私は、よく昔見た映画を見ていて、

「あれ、こうなっちゃうの、最後はこうなるはずなのに、この先どうなるのだっけ・・・」と思うことがあります。

つまり、映画、演劇、音楽、小説等の面白さは、筋にあるのではなく、個々のデテーイルにあるのだと思うのです。個々のデテールの面白さやひねり、逆転などに面白さがあるので、最後の結末などどうでも良いとさえ思うのです。

ネタばれした作品を見て、つまらない作品だったとすれば、それは作品がつまらないか、あなたに細部を味わう鑑賞眼がないということだろうと思うのです。

このサイトは、平気でネタばれしますので、ご警戒を。

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コメント

  1. 雫石鉄也 より:

    私は映画の細部を味わう鑑賞眼がないので、ネタばれはダメだと思います。
    映画の面白さは個々のディティールにも、あるでしょうが、ストーリーにもあるのではないですか。
    例えば、「シックス・センス」あれ、主人公の正体が判っていれば面白くないでしょう。
    ですから、わたしは拙ブログではネタばれしないように気をつけて書いているつもりです。

  2. 1970年代のことですが、映画評論家の山田宏一さんが、
    「私は何度も同じ映画を見ることがある。なぜならその細部を忘れてしまうからだ」と言い、川島雄三の『幕末太陽伝』は何度も見たと書いていました。私もそう思います。
    ストーリーなんて、どうでも良いというか、大体分かっていたうえで多くの人は見ていると思うのですが。知らないというのは余程の人だと思うのですが。