喪中葉書

この時期になると喪中葉書が来る。
その中に、ポルトガル語の同じ生徒だったTさんのご家族からの葉書があった。
今年の3月に亡くなられたとのこと。

新潟出身で、一橋大を出られて、外資系石油会社でかなりの役職を勤められたらしい。
退職後は、英語の通訳をやりながら、ポルトガル人で明治時代に来日して小説を書いたモラエスについて個人的研究をされていた。
モラエスに関する書籍の所有については、日本でも有数だと自負されていたが、多分本当だろう。ポルトガル語のレベルは、我々とは比較にならなかった。
大変お元気だったが、ガンの進行が意外に早く亡くなられたようだ。
ご冥福を心からお祈りしたい。

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