送客契約

「送客契約」とは、ホテル・旅館等の運営で、旅行代理店や鉄道、飛行機等の輸送会社が、ホテルとの間に一定数のお客を送ることを保障する契約である。
外資系のホテルは、大抵これを使っている。
昔、アメリカに行き、インターコンチネンタル系のホテルに泊まったとき、新宿の京王プラザホテルをインターコンチネンタル・東京として表記してあった。当時、契約関係があったのだろう。現在は、芝にインターコンチネンタル東京を作ったので、ありえないだろうが。

横浜では、中華街の重慶飯店が経営するホテルは、開業以来ホリディ・インだつたが、最近ローズ・ホテル横浜に変わった。
これは、ホリディ・インとの契約を更新しなかったためで、同様な例では、みなとみらいのロイヤル・パーク・ホテルもJALとの契約を解消したそうだ。
その代わり、JALはパンパシフィック・ホテルと契約したそうである。
JALは、現在はJASで、昔の東急系のTDAと一緒になったので、好都合なのだそうだ。
以上は、パシフィコ横浜の桜井さんから、ある方の告別式で聞いた話である。

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