カーリングを見た最初

ピヨンチャン・オリンピックでは、女子チームの活躍でカーリングが人気だが、私の場合、カーリングという競技を最初に知ったのは、日本テレビの「海外ニュース」でだったと思う。

夕方の6時半から30分間のニュースがあり、毎日ではなかったが週末には「海外ニュース」があり、そこでアメリカかカナダあたりでのカーリングの模様を放送していた。

当時は、もちろん男性で、大きな男たちが箒で氷上を掃いていて、不思議なスポーツだなと思ったものだ。

巨人軍とプロレスしか放送しないと思われている日本テレビだが、当時は結構多彩な番組があったと記憶している。

岩波映画の『みんなの科学』のような記録映画もやっていたし、平日の夕方には日活の予告編を放映していた時もあったと思う。牛山純一が製作していた『ノンフィクション劇場』のような優れた番組もあった。

海外ニュースも、読売映画の読売国際ニュースが松竹系で上映されていたが、次第に松竹系でも直営館以外はニュースの上映が歓迎されなくなっていたために、テレビに別のメディアを求めた結果かもしれない。

カーリングは、結構いじわるをする競技で、それをどこで使いゲームを組みてるかが重要だと見える。

横浜市のある区にいるとき、その区の課長の一人が神奈川県のある都市のカーリング協会の役員だった。もちろん、現在のような大人気になるはるかに以前のことである。

この課長は非常に人の良い人で、ある時、組合との間で新たな事業の導入で協議問題が起き、

結構もめたことがあった。この時、この人の好い課長は組合の誘導尋問に掛かって本当は言ってはいけないことを思わず言ってしまった。

だが、組合も、課長の人柄は良く知っていたので、総務担当だった私と係長が謝って事なきを得て、それで終わりだった。

いくら組合も不必要な追及はしなかったのは、この人の人徳ゆえだったのかもしれない。

「あの人をいじめるのは止そうと」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする