著作者人格権

シアター・コクーンで矢代静一作の『写楽考』を見た。
堤真一ら役者は頑張っていると思うが全く面白くなく、憤然たる気持ちで帰る。
家で戯曲を少し見ると相当にカットしてある。
演出の鈴木秀勝は、2年前にパルコ劇場で見た『ドレッサー』もひどかった。
戯曲を読んできちんと批評する。

矢代の著作権の継承者である矢代朝子、毬谷友子はこんな改悪を了解しているのだろうか。
これは、例の森進一の『おふくろさん』で問題になった著作者人格権の侵害である。

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