川崎市民ミュージアムでの「トラック野郎シリーズ」に行こうかと思ったが、今更あんな下品な映画を見ることもないので、黄金町のシネマ・ベティのチェコ・アニメ映画祭を見に行く。
実は、私はあらゆる映画を見るが、苦手が二つあり、それはアニメとホラーなのだ。
チェコ・アニメは1960年代のものだが、普通の絵のものだけではなく、人形など様々なアニメがあり、中ににはビスケットの表面に人の顔を書いたものもあった。
一番感心したのは、木製の積木のアニメだった。
木製の駅長は、積木の蒸気機関車と仲良しで、部屋の中で運転している。
そこに新しい列車が来て、駅長はそっちに気を奪われ、蒸気機関車を邪険に扱う。
すると、蒸気機関車は嫉妬して列車を窓の外に飛ばしてしまい、駅長も外の線路のレールの上に落ちてしまう。
そこに本物の蒸気機関車が走って来て、あわやという瞬間、蒸気機関車が身を挺して駅長を助けてくれる。
3人は部屋に戻り、仲良くするのだった。
明解なドラマがあり、久しぶりに関心してしまった。