宮崎県の東国原知事や大阪府の橋下知事の言動には、いろいろな見方があるだろうが、要は自民党に何か新しいことが起きているような印象を与えることだと思う。
東国原知事の、「地方分権で、今こそ自民党を変える」という台詞は、まさに8年前に小泉純一郎氏が、「自民党をぶっ潰す!」と言って総裁になったのと同じ発想である。
東国原氏が、それを真似しているのは、笑える。
小泉純一郎の「自民党をぶっ壊す!」の台詞の帰結が小泉構造改革という日本の悲劇なら、「東国原シアター」は、喜劇に終わるに違いない。
かつてマルクスは言った。
「歴史は繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」
まさに、喜劇としか言いようがない。
何しろ、彼は本来喜劇人なのだから。
ピエロも適役と言うべきか。
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麻生首相、賭けに敗れ孤立=党人事断念 野垂れ死にへ
麻生さんに残されたオプションは2つ。1)諦めて大人しく退陣する、2)最後の抵抗を試みて(=じたばたして)退陣する。どちらにしても、たどりつく道は1つ。内閣総辞職です。麻生太郎が解散を打つことはありません。