早く施設に入れていれば

元財務大臣だった中川昭一が死んだ。
理由と原因は、まだ不明だが、結局は酒、アルコール依存症が原因だろう。
今年の朦朧会見の時にも書いたが、あれはもうろうなどというものではない。
「明らかにアルコール依存症であり、すぐに入院させないと大変なことになる」と私は書いた。
また、中川昭一が帰宅したとき、奥さんが「頑張れ、頑張れ」と叫んでいた。
これは、アルコール依存やうつ病患者に、絶対に言ってはいけない台詞である。
彼らに、「頑張れ」と言うのは、一番良くない対処法なことは、メンタル・ヘルスの初歩である。
そうした周囲の無用の励ましが、彼に強いストレスを与え、それが発表の心筋梗塞の引き金になったのではないだろうか。
別に、自分の予測が当たった事を誇るわけではないが、やはり病気は怖いものである。
自民党の没落を象徴する出来事の一つであり、当分それはまだ続くだろう。

谷垣禎一が自民党総裁になって最初にやっているのが、八ッ場ダム等の視察による、民主党政策への批判である。
だが、このような後ろ向きの政策では、およそ話しにならない。
「大型公共事業は、すでに時代遅れであり、大幅な見直しが必要」と言うのが、一部のゼネコン関係者以外の国民の総意なのだから、それに気が付かない今の自民党首脳は、本当にどうかしている。

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