先日、偶然昔の再放送を見ると、とても面白かったので、録画しておく。
話は、いつものように奇妙な言い伝えのある村で起こる連続女性殺人事件。
学者・阿部寛とマジシャン・仲間由紀恵コンビが解決する。
小劇場的ギャグが多く、全体は市川崑監督、石坂浩二主演の「金田一耕介シリーズ」を意識してマネしている。
多くの人物の演技で、役者が悪乗りしているのがおかしい。
辺鄙な村に変な言い伝えがあるもそう、子守唄どおりに人が殺されるのも同じ趣向。
シリーズ最高作の『悪魔の手毬唄』に一番近いだろう。
へぼ刑事の生瀬、がすぐに「分かった!」というのも、金田一シリーズの加藤武。
犯人が浅野ゆう子で、カラオケ大会のリクエストに、司会が「セクシー・バス・ストップ?」と聞く、今の若い人にはわからないギャグもある。
浅野が市川崑の『獄門島』では、犠牲者の一人だったが、今度は犯人になるというのも一種の楽屋落ちだろう。
でも、その辺は市川作品へのオマージュになっているので、楽しい。
阿部寛は、以前芝居で『心中近松物語』で見て、あれっと思うほどの出来だったが、近年とても良い役者になっている。
コメント
生瀬
>へぼ刑事の生越
これはまたすんごい勘違いぶりですねw
「生越」ってどこからどうして出てくるのか?
Unknown
おごせ、と入力すると変換したので、出したまでです。
今後、よく注意します。
パソコンを変え、まだ慣れていない状況です。
なませ
「おごせ」でもないんですが?
ま、勘違いは誰にでもありますから、別にあげつらってるわけではありませんので、気分を害されたのならお詫びします。
直しました
直しましたので、よろしく。
さすらい日乗
初めて知りました。
ずっとおごせ、だと思っていました。
どうもありがとうございました。