WBCでわかったことは

WBCが終わって分かったことは二つあった。

一つは、言うまでもなくトーナメントで毎試合全力で勝負するのは面白いこと。

オリンピックや高校野球大会が面白のと同じだが、逆に言えば、プロ野球の通常のペナントレースは、いつも全力ではやっていないことだ。

それはそうだろうと思う。新人や準レギュラークラスの選手は別として、レギュラー選手になれば、一年中毎試合全力でプレーできるものではないだろうと思う。

適当に手を抜いて、それでそれなりの成績を残して試合をするのもプロの技術の一部である。

さて、今回日本がアメリカに準決勝で負けたのは当然である。イチローをはじめ、ダルビッシュ、田中、岩隈、前田の選手が出ていないからである。

これは、メジャーの各チームとの契約で駄目なのだと説明されてきたが、日本以外はメジャーの選手がいくらでも参加している。

要は、選手の責任ではなく、日本プロ野球機構がまったくの交渉力がなく、WBC主催者とメジャー各球団に交渉できなかったことの結果なのである。

それは、トランプ大統領の犬でしかない安倍晋三首相と同じ、日本プロ野球機構の無能ぶりの結果だと思う。

だから、今後のWBCで、いくら監督を変えたところで、結果は同じだと私は思う。