昨日の総選挙で、自・公が勝ったが、それは言うまでもなく希望の党なるバカな集団ができたことの結果である。
希望の党へ行った細野豪志、前原誠司も、松下政経塾の出身で、ここは一体何を教えているのかと思う。
立憲民主党の枝野幸男も政経塾の出身なので、人によって違うともいえるが。
私は、地元で良く知っている「黄金町浄化作戦」について、その愚かさについて書く。
横浜市、神奈川県の人でないと良く知らないかもしれないが、京浜急行の黄金町駅付近には、1960年代から、「ちょんの間」という売春店が多数あった。
感じとしては、黒澤明の『天国と地獄』の麻薬街であるが、勿論あれは全部東宝のセットである。
松沢知事と中田市長は、なぜか理由は不明だが、この汚れた店舗を撤去し、浄化することにした。
東映のヤクザ映画では、こうしたスラム・クリアランスをするのは安部徹、天津敏、河津清三郎ら悪人で、そこに正義の味方の高倉健や鶴田浩二が現れて、安部徹らを切り、クリアランスを阻止することになっている。
だが、横浜には高倉健はいなかったので、計画は粛々と実行されて、その跡地は、なんとアート施設になっている。
まことにご苦労様というか、税金の無駄使いと言うべきか。
松沢、中田のような松下政経塾の連中、さらに橋下徹のような維新の会の連中はみな芸術、文化音痴で、二言目には「効率化」である。
世界最高の人形劇である文楽の補助金を削減したことだけで、橋下徹は、万死に値すると私は思う。こんなことをするバカ者は、関西の恥と言うべきだ。
コメント
おっしゃること大きく賛同します。橋下徹は芸術・文化がわからない上に、行政を司るということを判ってないのだと思います。大阪の財政を立て直すことは大切です。でも、芸術・文化をないがしろにするのとは別問題でしょう。確かに原資はひとつです。限られた予算で、いかに芸術・文化にも目を配り、財政の立て直しをするか。そこの匙加減が腕の見せ所でしょう。ただたんに自分の理解できないモノを切り捨てる。これではいかんのです。
松下政経塾は諸悪の根源。そのとおりですね。だいたいが、松下幸之助なんて、偽善のかたまりで、金儲けがうまいだけの、おっさんが自分の価値観を広めるためにできた塾でしょう。
おっしゃる通り、松下政経塾は出身者は他にも、野田佳彦、高市早苗とろくなもんじゃありません。松下幸之助は経営の神様のように言われていますが、下請け業者を泣かせ倒した上で大きくなったようなもんですし。
維新は、文化うんぬんというよりも、経費を削減や身を切っていないにもかかわらず(数字のマジックでごまかして実際は知事の給料も増えている)、財源のことばかりPRしてるだけです。