安倍首相はなぜ辞めないのか

安倍首相には、以前からある噂があった。
「彼は肉体に致命的な欠陥があるので、政権は長くない」と。
「だから、去年の総裁戦でも意外に圧倒的勝利ではなかった」と言うのだ。
いずれ辞めざるを得なくなるから、支持しても仕方ないのだそうだ。
これは、自民党関係者から去年に聞いた話である。

今回、「辞めろ」の大合唱なのにやめないのは、あるいはその性なのかもしれない。
普通に考えれば、まだ若いのだから、この際早く辞めて時期を待って再登板する手もある。
だが、本当に体が悪いのだとすれば、そう簡単には辞められないだろう。

だから、万一追い詰められ解散総選挙になったとき、一番の逆転策は、不謹慎だがかつての大平首相の衆参同日選挙の急死と、それによる自民大勝利ではないだろうか。
だから、野党も、その追求を安倍首相の心身を疲労させつつも倒れさせない程度にとどめておくことが最大の課題だろうと思う。

そのときは来るのだろうか。
神のみぞ知ることである。

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