大相撲春場所は、千秋楽に白鳳が日馬富士を破って14勝1敗で優勝になった。
初日にまさかの負けを食らったのは、最近の場所では後半に疲労の性か、負けていたことの反省で、場所前の稽古をセイブしていたからだと想像するが、2日以後は地力を徐々に発揮して、後半戦は万全だった。
でも、日馬富士戦で変化したのは、やはり今場所はどうしても優勝がほしかったからだと思う。
それは先場所の琴奨菊の優勝があったと思う。10年以来の日本出身の関取の優勝の大騒ぎ、「一人横綱として、この間を支えてきた俺はなんだ・・」と白鳳が思ったのは当然だろう。
日本人は、結局外国人力士の優勝を快く思っていないのだなと感じたにちがいない。
琴将菊は、優勝で忙しくて、十分な稽古ができず、後半戦に失速したのは、白鳳との差の大きさを感じさせた。
相撲は、結構難しいものである。
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