小泉進次郎の婚約で大騒ぎだが、彼の曽爺さん小泉又次郎郎議員のレコードがある。
別に歌を歌ったというのではなく、選挙の際の演説である。
これは、いわゆる演説レコードというもので、政治家や宗教家、軍人、偉人、学者などの「偉い人」の肉声のレコードが昔は多数あった。
それだけ、偉い人が尊敬されていたというか、今と違いテレビやラジオで実際の肉声に接することが少なかったためだと思う。
又次郎は、入れ墨があったそうで、「又さん」として親しまれたそうだが、立権民政党の幹部として活躍し、1928年昭和3年の総選挙の時に、民政党幹事長として、党の政見を吹き込んでいる。
レコードは、全国に配られて党の演説会等で、聴かれたのだと思う。
当時は、ラジオはあったが、政見放送はなかったと思うので、レコードを利用したのだが、映画もあったようだ。