またしても関西人 ノーベル賞受賞者

京都大学の山中伸弥教授がノーベル賞を受賞された。
大変すばらしいことである。
だが、やはり今回も、山中氏は大阪の生まれで、関西出身である。
歴代のノーベル賞受賞者で、関東、東日本出の方は、横須賀の小柴昌俊さんと、東京の朝永振一郎氏くらいしかいないのではないのではないか。
全部の方を厳密に調べたわけではないが、日本人最初の湯川秀樹は京都、文学賞の大江健三郎は愛媛、平和賞の佐藤栄作は山口である。
やはり、関西人の方が先駆的で、柔軟な発想ができるのだろうか。

日本から世界に普及し、イグ・ノーベル賞も受賞した「カラオケ」も神戸の方が発明されたと聞いている。
どちらから出ても、世の中に貢献されるのなら、それはそれで大変に結構なことだが。

iPS細胞で思い出したことがある。昔、コンベンションの仕事をやっているとき、こうした遺伝子操作などの研究は、日本人には向いているとの説があるそうだ。それは、西欧の人間には、宗教上の理由から、細胞や遺伝子に係わることを忌避する考えがあるとのことである。

確かに、人間は、下級の動物から進化したのではなく、神が人間を含めてすべてのものを創造したというのが、キリスト教の基本なのだから。

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